毎年、乾季シーズンの安定した1月後半から赤道コースを含めた南下コースを開催していますが、今週はその第一弾!!
Thaa環礁まで南下し、またMaleに戻るコース。
チャネルチャネルを潜りまくり大物を狙う、バクチダイビングコースです。
さてさて、今週はどんな大物と出会えたのでしょうか^^
ダイビング1 日目。
チェックダイブからEmbudhoo へ。
でも…流れがin?out?の流れ。
アウトサイドリーフをチャネルに向かって流すつもりが…
うーん、微妙に流れがアゲンスト?
でも、進めなくない流れ笑。
ということで、今週のハードダイビングに備え、ダイビングスキルチェックダイブではなく、体力チェックダイブ!!笑。
コガネシマアジの群れや、マダラトビエイがホバリングする中を、ゆっくりじわじわ前に進むー笑。
そこからVaavu環礁まで南下してMiyaru Kandu。
流れがvery smallで、チャネルを南から北へクロスー!!
グレーリーフシャークがウロウロ、ギンガメアジもブワブワ群れています。
アケボノハゼのインド洋バージョンも見たりと盛りだくさん!!
3本目はさらに南下して、Golden Wallへ。
ハンマーを狙えるチャネルダイブ!
エントリーして、エッジに向かって急潜行!!
エッジ付近には、グレーリーフシャークやシルバーチップシャークの姿がチラホラ。
ギンガメアジやホソカマスの群れを見て、岩陰にはナースシャーク。
そして、ここのポイントは何と言っても…ゴールデンウォール!!
ソフトコーラルが絶壁の壁一面に咲いています。
でも…ゴールドというよりも、オレンジ??
そんなの関係ねー!!(by小島よしお風)
というぐらい敷き詰まっているソフトコーラルは圧巻です^^
ダイビング2日目。
朝一は、Vaavu環礁最南端にあるRakeedhoo Cornerへ。
Outカレントでチャネル内から流します。
コーナー付近には、ギンガメアジやクロヒラアジ。
リーフトップは2年前の水温上昇でかなりのダメージを受けたサンゴの群生。
時間はかかったとしても、またあの元気な姿を見たいなぁとしみじみ。
ワイド・大物も楽しみながら、今BKSではこれまでかつてないブームがやってきてます!!
それは…「ハナダイギンポ」ブーム!!
マクロなんですけどねー笑。
モルディブのキンギョハナダイの群れはまるでオレンジの絨毯だったり花吹雪だったり…そんな中に混じってるこの子。ぜひ皆さんも探して見てくださいね^^
エントリーしてマダラトビエイがお出迎え。
ギンガメアジがそこいらに群れ、浅瀬では光も入って綺麗!
リーフもサンゴも生き生きしていて、キンギョハナダイが花吹雪のよう^^
女子力高い魚のインディアンバナーフィッシュは相変わらず女子力全開で群れています。
そこからさらにさらに移動して、今週の最終目的地のThaa環礁へ。
今週の最終目的地がThaa環礁なのには、訳がある!
それは…ナイトジンベエを狙うため。
Thaa環礁で、漁師の船にジンベエがやってくる…という噂から始まったナイトジンベエポイント。
3本目をOhlugiri Kanduで潜った後は、ナイトジンベエを狙えるエリアで停泊。
船尾にライトを照らし、プランクトンを集め、それを捕食しにくるジンベエを待ちます。
いつも長丁場のことが多い、このナイトジンベエ。
なのに、今日は、夕食が終わり、待機〜と言った矢先に来てくれました!
先シーズンも見た左口角が少し避けたジンベエさん。
捕食を始めて、定着してくれたので、いざダイビングへー!!
ゲキ悪な透明度の中、中層をホバリングしながら、ジンベエとぶつからないように潜るハイレベルなナイトダイビング。
たくさんのコバンザメとブリモドキもついているジンベエさん。
色んなハプニングもありましたが…笑、
ナイトジンベエダイビングを堪能^^
エキジット後には、スノーケリングを楽しむメンバーも。
そして、最後は…ビール片手にジンベエ眺めながらおしゃべりー!
そして時々ジンベエ撮影〜。
大人の皆さんが、地面に這いつくばりながら、写真を撮る姿が無邪気〜^^
ありがとう!ジンベエさん^^
ダイビング3日目。
まずは、グレートハンマー狙いのダイビング。
1チームで挑むこのダイビング。
いかに素早く気づくか…が重要!
そして、ダイビングスタートして10分足らずで、出ました!
グレートハンマー!
しかも、水深も25m付近で浅く、ゆっくりとチームの周りを半周するように泳いでくれて、追いかけても、逃げることなく、のんびりと泳いでくれて、こんな大接近で見たのは初めてかも…というくらい。
みんな見れましたねー^^
と思って、ダイビングを終えて水面に顔を出すと、一人のゲストが「何見たの?」と。
全員揃っての、「エーーーーーーーーー!!」突っ込み。
んまぁ、そんなこともありますよね…笑。
ハンマー見て、リーフを流していると、見慣れない魚を発見!
写真を撮ってもらい、図鑑で調べると、Two Spotted Snapperというフエダイ系の魚。
これまで見たことないお魚に、地味〜に一人テンションが上がったNAHOでした笑。
船首で並走するイルカを見ようと、これまた大人の皆さんがこの姿…笑。
こんな姿にさせちゃう海はステキですね〜^^
2本目は、チャネルクロス!
と意気込んでいたのに、なんと流れはout。
美味しそうなカマスサワラを見てから、チャネルコーナーを流すことに…
のんびりお魚ウォッチングしていると、モンガラカワハギがせっせと何かを守ってるー。
卵がありました!
モンガラ系といえば、みなさんご存知の産卵時期の超凶暴なゴマモンガラの存在。
でも、モンガラカワハギは、攻撃することはなく…でも、気にして気にして卵の周りをウロウロしておりました。
驚かせてごめんねー。
安全停止中には、迷い子コバンザメがやって来て、連れて帰れそうなくらいべったり^^
可愛いやん、こいつー^^
3本目は、Meemu環礁に戻り、マンタポイントへ。
今まで環礁東側でまずまずいい透明度だったのに、もちろんここは…濁ってます笑。
ゆるーいoutカレントで、砂地をのんびり流しながら、いくつかあるクリーニングステーション を経由しながらのマンタ探し。
マンタいないなぁ…とエキジットしようとしたら、マンタ登場!
ダイブタイム伸ばして、60分!!潜ったー^^
ダイビング4日目。
1本目は、Muli Corner。
流れも緩めなので、チャネルミドル辺りまで沖出ししながら進むと、深度が深めですがグレーリーフシャークがいっぱい!!
マダラトビエイも登場。
コーナー付近では以前ブルシャークを見たこともあるので、コーナーに戻ろうとすると…
流れが強くなってるー。
なので、ちょっと頑張ってコーナーに…
全チーム朝一からエクササイズダイビング笑。
ゲスト通称「無理するコーナー」と名付けられました笑。
チャネル内を流していると、水面にはサバヒー。
サバヒー見ると南下コースに来たなぁと実感します。
2本目は、Vanhuravalhiにagain!!
流れは強め。
コーナー付近にはグレーリーフシャークがウロウロ。
ギンガメアジも群れています。
コーナーでギリギリ止まった後はチャネル内を流しますが、アップダウンが激しい笑。
エキジット間際には、子マダラトビエイも登場しました^^
3本目は、Fotteyoへ。
エントリーしてすぐマダラトビエイ4枚編隊登場!
黄色のソフトコーラルが綺麗なこのポイント。
エッジの地形が面白いので、タイムリミットギリギリまでエッジ付近で止まって、砂地でのギンガメアジを観察してエキジットです。
明日朝、Fotteyoでハンマー狙いなので、今晩はここで停泊。
ダイビング後は、本船の後ろからの飛び込み大会!
しかも近くの無人島までフィン無しスイムをする強者も笑。
Vaavu環礁でも東の端の端なので、電波も繋がらない…
そんな今晩はなんと皆既月食だったー!!
気付くのが遅くって、もう皆既月食終了間際…
月食と言われれば、月食してたのかなー?感。
翌日FBを見ると、日本では月食フィーバーしてましたー…
あー残念笑。
ダイビング5日目。
まずは、Fotteyoでハンマー狙い。
リーフギリギリのブルーウォーターを流します。
するとカンカンとアスラムの「早く来い来い」のハンドシグナル。
その先にはー…ハンマーヘッドシャークが4匹。
でも、遠いー。
けど、人間の素晴らしい「眼」では見ることができました!
一番頑張ってた方の写真はこちら。
心の綺麗な人には見えるー??笑。
その後はリーフに戻って、グレーリーフシャークを観察して、エキジット。
ハンマー狙いの2ダイブ、両方とも見れるなんて…凄すぎるー!!
2本目は、Miyaru Kanduへ。
週の初めに潜った時と違っていい感じの流れ。
エッジ付近では、グレーリーフシャークがウロウロ。
タイムリミットギリギリまで粘って、最後は流され砂地にゴール。
光も差し込み綺麗な砂地はかなりの癒され空間です!
3本目は、Devana Kandu。
あまり行ってなかったこのポイントも、先々週マダラトビエイの編隊を見た急上昇ポイント!
意外とグレーリーフシャークも多く、アケボノハゼも多く、マッコスカーズフラッシャーもいるー!
アツイ!!アツイぜ!Devana!!笑。
4本目は、ナースシャークナイトへ。
サンセットでエントリー。
いつもよりサメは少なめでしたが、ナースシャークやオグロオトメエイがウロウロ。
ナースシャークにまみれている時に、なんとイルカも登場!
まさかまさかのタイミングでしたが、数名のゲストが見ることができました。
最後はガンガン流されてエキジットです。
ナイトダイビングの後は、船の後ろでナースシャークと戯れました笑。
ダイビング最終日。
まずはMiyaru Kanduで潜ってから、南マーレ環礁へ。
Graidhoo Cornerは緩やかな心地よい流れ。
チャネルのミドル辺りからエントリーし、コーナーに向かうスタイルに。
グレーリーフシャークがグルグル回ってたり、ギンガメアジがのんびりのほほん^^
チャネル内を流されながらのんびりお魚観察。
ブダイの放卵放精をマダラタルミがパクパクパク。
さてどれくらいの割合で生き残れてるのでしょうか…
最終ダイブは、Embudhooへ。
ラストダイブのこのダイビングが今週一流れていたような…
ラストダイブなので、リーフを流しながら、チャネル内ではイルカ狙いー
でも、見れずー笑。
アンカー場所までえんえんと流され、途中水深1mダイビングをし、まるでジェットコースターでした笑。
今週は、ギターマンが乗船しており、船内はジャズギターのBGMが流れる贅沢な時間^^
そして、ラストナイトはイタリア人のゲストとのセッション!!
素敵な時間をありがとうございました〜
乾季シーズン恒例の南下コース第一弾!
今週は1週間通して天候も良好!
べた凪な海も見ることができました。
流れもまずまずでドMなダイビングのオンパレード。
でも、グレートハンマーやハンマー、ナイトジンベエも見れて、大盛り上がり。
何よりも船上が大盛り上がりでした!
2/10からは赤道コースもスタートしまーす!!
今週の記念ダイブ
みっちゃん 200Dive
Simona 100 Dive
おめでとうございます!!
写真提供
さっちゃん、みっちゃん、まことさん、けいさん、ふみかちゃん
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