2017年3月11日土曜日

航海日誌 3月11日(2017)


こんにちは、KIKOです。3週間の赤道越えツアーが終わり、通常コースに帰ってきました。3月に入って初のアリ環礁です(^_-)

3年連続で初春にリピートいただいている2人組と、深川の「M's Diving Adventure」様、鎌倉の「ダイビングショップ

ラウト」様、岡山の「ダイビングスクール ノリス」様、合計16名の超満員御礼でお集まりいただきました。ご乗船ありがとうございます!
 

それではダイビングログ↓

チェックダイビングはクルンバハウスリーフにて。透明度は比較的良く、おだや~かなドリフト。浮遊感を楽しみながら、ブラックチップ、タイマイ、イソマグロ、ツバメウオ群れ、ムレハタ大群、モルディブアネモネがそこここと(^_-)

1本目から顔がほころぶダイビングです(^_-)

2本目はエンブドゥ。ドリフトしながらサメが見れるといいなぁという期待を込めて。30mの深さのチャネルエッジにつかまると、グレーリーフが集まり、ギンガメとバラクーダの群れ。残圧と無減圧限界を気にしながらインリーフへドリフト。そしてダイビング中に断続的にイルカの鳴き声が聞こえます。近くにいるのは間違いない。でもどこにいるんだろ、声はすれども姿は見えず、と思って水中で出会うことは諦めていると

最後の最後、安全停止中に近くをくるっと回ってくれました(≧∇≦) これが、モルディブ・ビキナーズラック!(^_^)v

 
 
 

3本目はアリマタまで南下してジェティにて。日が傾き始める頃合いから集まってくるナースシャークを見に行きます。砂地がれ場を流しながら桟橋下まで泳ぎます。大きいものだとナースシャークは2~3mあって、ツカエイは空飛ぶ円盤みたいに頭上を通り過ぎます。撮るものいっぱいあって忙しい(^_^)

 
3本目は地形の下見を兼ねたダイビング。4本目はナイトで真打ち、同じポイントを潜ります。さっきも接近するナースシャークとツカエイを充分堪能しましたが、ナイトはその数が比較にならない(^_^)

同じくらいの距離感でナースシャークを見ているはずなのに、暗いということで、近付いたときの驚きがアップしますね。がれ場につかまりながら上を見上げると、ナースシャークリバー!浅瀬ではキビナゴの塊があって、そこにアジアタック(^_^)

最後ドリフトしながらも、真横をナースシャークが何度もすれ違う。もっともっと潜っていたいなと思いますね(≧∇≦)

 
 


2日目1本目はアリマタチャネル。流れがあって透明度がよく、イソマグロとグレーリーフが集まる集まる!吐いた泡が真後ろに消えていくカレントのなかを、エッジにつかまって頑張ったあとは、真っ白い砂地まで一気にドリフト。ここで記念ダイビングの写真を撮影しましたが、上が青、下が白という背景そのものも、フォトジェニックでした(^_^)

 
 
 

 
それから南アリ環礁、ジンベイ探しのエリアまで大移動です。晴れているけど風が強くて、移動に4時間以上かかってしまいました。お昼を食べながら、ジンベイ・スノーケリングとジンベイ・ダイビングのブリーフィングです。エリアに到着すると、いつもはたくさんの船で賑やかなマーミギリが…船がなくて閑散としている…。実はここ3週間連続で、アリにジンベイが現れていないのです…。バッドニュースはありますが、諦めずにチャレンジしてみましょう!マーミギリ東端から西端ボドゥフィノルまで探しながら船を走らせて、ダイビングに切り替え。透明度が5mそこそこで、今までの水色は幻だったの!?と感じてしまう透視度(_;)

ダイバー15人+ガイド4人の目で探しますが、ジン様にすれ違えず。

太陽が傾く15時ころまで粘りますが、本日はタイムアップ。

早い時間にダイビングを終えたので、その代わりと言ってはなんですが、まだ明るいうちに、ダンゲティに遊びに行きました。ダンゲティは立派なゲストハウスもあって、お土産通りが充実しているので、サファリのお客様にも人気のお散歩スポットです。訪れると、いつも何かしら(主にスリランカ紅茶や地元Tシャツ)お買い求めになる島、なのですが!前にもTシャツコーナーがすっからになるほど皆で買い漁ったことがあるのですが…

今週は個人記録更新、合計で200ドル近くお買い上げ~Σ(・・)

相場はだいたい、紅茶5ドル、パレオ15ドル、Tシャツ15ドルとしても、相当のアイテム数!

きっとこのお店は、今月はもう閉めてても食べていけるな(笑)というほど地域経済に貢献していただいて、ありがとうございます\(^-^ )

 

3日目1本目はヴィラメンドゥ。流れがあるので、根のくぼみで潮あたりから隠れるようにしながら、ツバメウオの大群を観察。キンギョハナダイとモルディブアネモネフィッシュの群集、マルコバン、インディアンバナーフィッシュ群れ、穴場にナースシャークもあり。

 
 
 

 
2本目は南アリの有名ポイントのクダラ。透明度が良い代わりに、根のトップに流れあり。ここは潮あたりに左右されずに安定してヨスジフエダイがそこかしこに群れています。群れの中に割り込んでも魚が逃げていかないので、ヨスジフエダイとセルフィーが撮れちゃう(^_^)v

残圧が許すギリギリまで、みなさん群れと戯れました(^_^)
 

 
 

それからマーミギリに移動。正午からあとの時間に狙いを定めて、ジンベイ探し再開です。昨日よりは数隻ありますが、喧騒がないマーミギリ周辺。ときどきすれ違う船とやりとりをしながら探します。今日は晴れたり曇ったりを繰り返して、水面から探すには不利があり、ジンベイ探しダイビングを2本。再び、透明度が5~10mのなかをダイバー15人+ガイド4人の目で探しますが、ジン様にすれ違えず。でもリーフは魚影がしっかりしていて、ナースシャークが隠れる窪みあり、ヨスジ、イエローバック、タイマイ、ブラックピラミッド、エバンスあり。「ジン様だけじゃなくて、僕たちのことも写真撮ってよ~」と言ってるみたい??(^_-)

 4日目。空模様が崩れて、ジンベイ探しが難しくなり、後ろ髪めちゃくちゃ引かれますが、マーミギリをあとにし、マンタポイントへ繰り出すことにしました。

1本目はランガリ。インディアンバナー、ヨスジ、ノコギリ、エバンス、ムレハタの群れを眺めながらリーフトップを流していると、来た来た!真正面からマンタ来た!マンタの泳ぎを邪魔しないように着底すると、スノーケルホースがマンタに当たってしまうんじゃないかというほどスレスレ頭上をマンタが旋回。距離感が興奮しますねー!!

 
 

 

このあともうひとつ、ムーフシのクリーニングステーションに移動しますが、雨脚と風がますます強くなり、本船もドーニも揺れが激しい。リーフ沿いの流れはミディアム。泳いだり岩場につかまったりを繰り返しながら、頑張ってステーションに到着。マンタはいませんでしたが、同じようにクリーニング目的で大きい群れを作っているヨスジ、ヒメフエ、ムスジ、アカヒメジを観察。

本船を安定させるため、早々にフェスドゥのラグーンに停泊。3本目は沈船にて。沈船が、キンメモドキとスカシテンジクダイで包まれていて、その周りをイソマグロがぐるぐるぐる。根のトップのイソギンチャク城、ここは流れがあるので、潮に立ち向かって皆でかたまっているモルディブアネモネフィッシュ達が、健気でかわいい(≧∇≦)

 
 
 

 
夜は、3週間ぶりのナイトマンタにトライ。今シーズンはラグーンでの定着が弱く、実に12/10のツアー以来、ナイトマンタダイビングが成立していません。今宵はいかがか

19時ごろ夕飯を済ませ、お酒が我慢できるゲストは水着を仕込んでマンタ待ち。船尾に単発的にプランクトンを食べに来るので、「まぁ取り敢えず」という冷静な気持ちで、水底のライトをセッティング。様子伺いで1時間くらい待っていると、2枚が水底のプランクトンを食べに来ました。それでも定着が弱いので、「チラ見でもOK!」というメンバーでダイビングスタート。潜降して直ぐに目の前にマンタ!定着してくれたのは前半の20分くらいでしたが、それでも夜の幻想的な世界にうっとり(^_^)




 

5日目の天候は晴、風が穏やかになっていて、昨日のムーフシをリベンジ。海況が落ち着いたので、ダイバーもいっぱい(苦笑)

ヒメフエ、ヨスジ、アカヒメジ、コラーレの群れと遊びながらステーションで待っていると、最後の最後に主役登場!透明度も回復して、舞が映えます~!!

 
 
 
 

 

金曜下船の14名様は、今日がダイビング最終日。ラスト2本はフィッシュヘッドにて。透明度約20m、流れがほとんどないので、どの魚影とも接近できます(^_-)

ムレハタ群れ、ベンガル群集、ツバメウオ中成魚、タイマイお食事中、カスミ編隊、モルディブアネモネフィッシュも撮り放題(笑)

そしてフィッシュヘッドで会えたのは久し振り!ボトムにギター発見!超ラッキー(≧∇≦)

 
 
 
 
 
 
 

 

土曜下船組は6日目もダイビング。北マーレで3本、お2人だけのプライベートダイビングです(^_-)

1本目はオコベ。流れがある分、アカマツカサ、ヨスジ、ムスジがオーバーハングに凝縮。根のコーナーではクマザサの大群にロウニンがアタック!

 


 
2本目には、サンライトでパウダーブルーサージョンを見てからのマーギリでも潜る、ダブルヘッダー。パウダーは、あと3時間後に下船するお客様もスノーケルで参加。時間が許すまでモルディブブルーと遊びましょう(^_^)v

 
 

 

下船のお客様を見送ってから、最終ダイビングはフィッシュタンク。残ったお2人は、とにかく魚群が大好き!ということで、ここのムレハタを見て欲しかったのです(^_-)

ファクトリーからバラされる魚屑を目当てに集まる

ツカエイ、バラクーダ、コバンザメ、そしてムレハタ凝縮玉。群れる構図に不自然感は否めませんが(笑)

「ここまでキレイに群れるんだったら良いかな」と、群れ好きゲストにOKいただきました(笑)

 




 

乾季真っ最中のアリ環礁周り。毎年このころはマーギリのジンベイ確率が下がって、ファーフ・ダール、タアアに移動するシーズナリティなのでしょうね…

今回は出逢うことが叶いませんでしたが、ぜひまたモルディブに再訪して、ジンベイリベンジ誓いましょう(≧∇≦)

みなさま、ご乗船誠にありがとうございました!

 
 
 


《今週の記念》

マエミさん、100ダイブおめでとうございます!

トシノリさん、200ダイブおめでとうございます!

ルミさん、100ダイブおめでとうございます!

MOCOさん&MADさん、333ダイブおめでとうございます!

トモヒサさん、お誕生日おめでとうございます!

 

《写真提供》

MOCOさん、ミドリさん、ダイビングショップ ラウト鎌倉店 代表 吉田高太郎さん