2017年10月7日土曜日

航海日誌 10月07日(2017)

こんにちは、NAHOです。

今週は、グランドノーストリップ2週目。

先週起きたSoleil座礁のため、母船をSTINGRAYへと変更。

また本来のスケジュールの最北端のHAA ALIFU環礁へはTRYはせずHAA DHAALU環礁までを北限とするスケジュールへと変更となりました。

ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。

ご乗船されるゲストの皆様へは出発前にご連絡し、ご理解いただきありがとうございます。

今週から利用している母船はSTINGRAY。

雰囲気はBLUE SHARK2を小さくしたようなそんな雰囲気。

心配していた食事もとても美味しく、トップデッキでの星空観察は最高です^^

サファリのスタートはBaa環礁から。

ゲストのみなさまは、国内線を乗り継いでBaa環礁Dharavandhoo島にある空港へ到着。

母船にたどり着いたのは深夜12時半ころ…日本からの長距離に移動お疲れさまでした。

ダイビング1日目。

前日の到着も遅かったので、今日は朝食を食べてからの1本目。

まずは、島のリーフ沿いにあるマンタのクリーニングステーションでチェックダイブ。

早速マンタ登場!

そこから少し南下をして、Nelivaru Haa&Thilaへ。

小さな根はまだまだサンゴも元気。

1ヶ月前と違って、イワシの稚魚やスカシテンジクダイがぐっしゃり。

砂地ではハゼ探し。根のトップにはハダカハオコゼも^^






今日は2本で終了!昨日の移動疲れもあって今日は早めに就寝です。

ダイビング2日目。

まずは、Dhonfanu Thilaでダイビング。

マンタがフラフラ〜ナポレオンもフラフラ〜クマザサハナムロはぐっしゃりー!




そこから、Dharavandhoo Thilaへ。

リーフのような根の周りは砂地が広がっていて、ドラキュラシュリンプゴビーやこれでもかーというくらい伸び伸びのスパゲッティーガーデンイールがいっぱい。

またまたマンタもフラフラーっと現れてくれました。




そこからRaa環礁へ移動です。

目的地はHaa Dhaalu環礁。

まだまだ先は長い道のりです。

3本目は、Raa環礁のVadhoo Thilaへ。

小さい根の周りには、ギンガメアジやバラクーダなどの群れ。

ノースエリアならではの、コガネシマアジの成魚とツムブリの群れ。

このコンビ、これから至るところで見ることができました。




やっと風も落ち着きつつあり、夜の停泊も穏やか。夕焼けもとても綺麗でした。

ダイビング3日目。

まずはRaa環礁の魚影の濃いKottefaru Thilaへ。

クマザサハナムロにアタックするアジやイソマグロ、潮あたりのいいところではグレーリーフシャークも。

チビチビのマダラトビエイやタイマイに癒され、黄色のヨスジフエダイとベンガルスナッパーが仲良く共生しています。






そこからNoonu環礁へ移動し、北部ポイントでは珍しい大物狙いのポイントへ。

Shark Pointは、15mくらいの根のリーフきりきりをグレーリーフが行き交います。

今日は緩やかな流れながら、20匹ぐらいのサメが行ったり来たり。

単体マダラトビエイも一緒に行き交う姿はかなり萌え〜。

ギンガメアジもぐっしゃり群れているこのポイント。

もう一つの狙いのレオパードシャークは残念ながら今日は会えず…

ゲストのお一人が「このポイントで3本くらいした!」と言わせる確かに人気のポイントなのです^^





3本目は、X’mas Rock。

時期尚早なのですが…笑

まさにクリスマスツリーの形をした根のポイント。

そこにはカラフルなコーラルも多く、ツリーを彩る飾り物のよう。

なのに…今日は少し違っていました。

なんと…イワシの稚魚やスカシテンジクダイがこれでもかっ!!というくらいいて、根を埋め尽くすほど。

魚影で根が霞む…笑。

かわいいツバメウオが助けを求めるかの様な目…

どうしたのかとよーく見てみると、こんな小さなコバンザメが小さなツバメウオにぴったりくっついています。

確かに、ちょっと邪魔なような…笑。






ダイビング4日目。

また少し風が強くなってきました…

まずは、再びShark Pointへ。

流れは緩く、グレーリーフシャークはちょっと少なめ。

それでもギンガメアジやバラクーダなどの群れを堪能です。




そこから北上してShaviyani環礁へ。

ここから北部のエリアのポイントは、ほぼほぼ根のポイント。

しかも根のトップでも15mを超えているポイントも多く、ダイブコンピューターとにらめっこしながら潜ります。

ノーストリップはナイトロックスがオススメですね^^

2本目は、Maroshi Thilaへ。

透明度もまずまず。

人懐っこいツバメウオが群れで行ったり来たり。

マダラトビエイの編隊も登場しました!




3本目は、アドベンチャーウィークならではの潜ったことのないポイントへ。

クルーの一人の地元の島のアウトサイド。

入ってみるとびっくり!

めちゃいいポイントです。

ほとんどダイバーが入っていないであろう雰囲気があちらこちらに。

大きなウミウチワにソフトコーラルもびっしり。

エントリーしてまずはマダラトビエイがお出迎え。

ナポレオンやマダラエイ、フュージラー系がぐっしゃりいてて、しかも西側のポイントだけに、透明度もいい!

砂地エリアもじっくり見たい!!

そんな感じ。

ノーストリップ定番ポイントに採用かも??^^






ダイビング5日目。

1本目はヴァイカラドゥーティラへ。

ここでは世にも珍しい…グレーリーフシャークがオーバーハングで一休み中?

弱ってるのか寝ているのか出産準備なのか…実態は不明ですが、これまでかつてグレーリーフシャークがじっとしているのを見たことがなく、興味深い光景でした。

それから、ここではお目当のレオパードシャークを発見!

優雅に泳ぐ姿は、いつ見てもかっこいい!!



2本目は1本目のポイント近くの別の小さな根へ。

ここも初ポイント!

コガネシマアジやツムブリの群れ。

久しぶりのマクロネタ^^タテジマキンチャクダイの幼魚を発見!

ポイント名がなく、近くの島の名前はすでに別のポイントで使用されており、どうする?とAslamに聞いたところ…

「オレンジティラ」って。

っっっえ???と思わず突っ込みたくなるネーミングセンスのなさ…笑。

ということで、KIKOが

Vaikaradhoo Kuda Thila

と名付けました。うん、しっくりくる!

3本目は、Finey Thila。

北部エリアの見どころの一つは、リーフのコーラルの綺麗さ。

テーブルコーラルが綺麗に広がっていたポイントも、一昨年の水温上昇によりかなりダメージを受けていました。

また復活してくれることを願います。




ダイビング6日目。

明日国内線を利用してマーレに戻るため、午前中でダイビング終了です。

まずは、1本目はHeaven & Hell。

根の先端はソフトコーラルも綺麗で、根のトップもテーブルコーラルが綺麗だったポイント。

残念ながら、このポイントも例外でなく、ダメージを受けておりました。

ノーストリップエリア定番のコガネシマアジとツムブリの群れは変わらず。

根のトップにはヨスジフエダイやヒメフエダイが群れ群れしておりました。

それにしても透明度が悪いー笑。



最終ダイブは、Nellaidhoo Thila。

最終ダイブにして根のトップが20mと深めなポイント。

でも、魚影が素晴らしい!!

エントリーしてすぐにギンガメアジやバラクーダ、ツバメウオの群れがいて、グレーリーフシャークやマダラトビエイも登場です。

早めに浮上を開始して、エキジット。






ダイビング後には、ノーストリップ恒例のBKS元スタッフもとこさんい会いに行こう!とクルドゥフシへ行こうと思いきや、天候悪化…

とりあえず1時間待ってみると、天気も回復。

もとこさんが本船までやって来てくれましたー。

久しぶりの再会にみなさん嬉しそう^^



ノーストリップはあまりダイバーが潜ってないからこその魚影やサンゴを楽しめるそんなコース。

しかも1年に1回しか行かないので、Newポイントもたくさん。

ブリーフィングも、「多分こんな感じだと思います」的なブリーフィングばかり笑。

Newポイントが来年も採用されるかされないかは、このダイビングで決まるー!という感じがまた面白い。

ダイビング終えると、「面白かったー!」とか「ここはもう行かないねー笑」とかの会話が笑えます。

まだまだ踏み入れてないポイントもたくさんあるノーストリップ。興味のある方は次回ぜひ^^


今週の記念ダイブ
わかこさん 700Dive
G子さん 900Dive


写真提供
かおるさん、ゆりさん、G子さん