2018年8月18日土曜日

航海日誌 8月18日(2018)

通常コース
航海日誌8月18日~

こんにちは、KIMMYです!
今週はリピーター様、初めてのお客様、ダイビングサークルの皆様にお越し頂いております。

朝は厚い雲が広がっておりましたが、お天気は回復してくれるでしょうか。
復活したソレイユ号に乗って、新たな1週間がスタートで~す!

8月19日(日)

まずはチェックダイビングから~
スモールマーギリーを予定しておりましたが、急遽「バナナリーフ(Banana Reef)」にポイント変更。

どうなの?どうなの?と思いながらエントリーしてみると・・・水中は本当に穏やかで透明度もGOOD!

早速イソマグロさんがお出迎えしてくれました。
キンギョハナダイさんやムレハタタテダイさん、コラーレバタフライフィッシュさんも群れているし、ホワイトチップシャークさんも早速姿を現してくれました。

狭めだけれど割れ目の様に見える岩と岩の間を抜けて行ったり、地形も楽しい。
オーバーハングにはヨスジフエダイさんが流れる滝の様にいたり、魚影も濃いしのんびり&まったりダイビングでした。

朝食後に環礁移動をして、2本目は「カンドゥーマティラ(Kandooma Thila)」へ。
先日に比べると透視度も上がっている~ 
クマザサハナムロさんが早速アッタクされている~

ロウニンアジさんやカスミアジさんが目の色を変えて泳ぎ回り~
一方ではギンガメアジさんがうわぁ~~っと群れ。



悠々とイソマグロさんが周りを偵察するようにゆっくりとお通りになる・・・・・。
そしてその先ではシャーク・ウォッチング!

クレーリーフシャークさんにホワイトチップさんは今日も近くまで寄ってきてくれます。

ではそろそろ・・・と離れようとしたらマダラトビエイさん登場!こちらも近くまで来てくれました!

そのあともナポレオンさんが2匹とホウセキキントキさんの群れにご挨拶をしたらタイムアップ。

遅めのランチを終えて、さらに南下してヴァーヴ環礁までやってきましたので、3本目は「アリマタハウスリーフ(Alimatha House Reef)」でナイトダイビング。ナースシャークさんに会いに行きます!

まだ日が沈まない時間にエントリー。
おや?・・・・おやおや?

いつもは沢山のダイバーで賑わっていますが、本日に限ってはダイバーが少ない!!ほぼ私達だけ!
透視度も今シーズンNO.1っていうくらいイイ!そして主役のナースシャークさんが砂地でいっぱい寝そべっている~

例えるならば、パン店に並ぶコッペパン状態。

サメ肌が恋しいのか、ナースシャーク・オン・ナースシャークをする子!
そして必ずいるのが、背中側を砂地にこすりつけてお腹を見せている子(笑)
もうどの子も可愛い!愛おしく思えてきますね。
本日のナースシャークSHOWもみんなでENJOYしました。

8月20日(月)

曇っているものの明るい空。
本日は「ミヤルカンドゥ(Miyaru Kandu)」からスタート~
エントリーしたものの・・・・・シーーーーーンとしている(笑)
誰もいない・・・・と思ったらホワイトチップさんがご就寝中。
起こさないようにそぉーーーっと横を通っていくと後ろから巡回中のイソマグロさん、続いてコバンザメさんを引き連れたグレーリーフシャークさんとこんにちは。


その先では沢山のグレーリーフシャークさん達が待っていてくれましたー。
その数、目視できるだけで約20匹。

鯉のぼり祭りの様に皆が同じ方向を向いているのが面白い。
朝のシャークSHOWを見に観客の方がいらっしゃいました~。
マダラトビエイさんのご夫婦(?)

ガイドのアスラムによると、こちらのご婦人はお腹に赤ちゃんがいるとのこと。
いつ生まれるのかなぁ~?今度は家族3人で来てね~と別れを告げてリーフに向かっていると、オオメカマスさんの群れやイソマグロさん、お散歩中のナポレオンさん・・・にも会いました。
1本目から大物三昧で今日も一日良い予感~

2本目は「ヴィラメンドゥティラ(Villamendhoo Thila)」へ。
こちらのお出迎えはツカエイさん。

ツバメウオさんの群れが見られることで有名ですよね~
・・・・ねぇ?ツバメウオさん?
少々群れてはおりましたがあまり纏まりが・・・

まぁそれぞれパーソナルスペースというものはありますから(笑)
それでも人懐っこいのは変わらずで、ずーーっと一緒にいてくれました。

そして今日もミニサイズのマダラトビエイさんに会えましたよ。
可愛かった~(*^▽^*)

根のトップは相変わらずカラフルなお魚さん達が沢山群れておりましたが、岩の下では昨日アリマタでお会いしたであろうご就寝中のナースシャークさんの尾鰭が岩の外に出ていて完全に頭隠して尻隠さずの状態。
しかもお口は半開き・・・(;一_一)
意外と無防備なのですね・・・

遅めのランチを食べたら本日のメインイベント~
ジンベエサーチ!場所は「ホリデーアウト(Holiday Out)」
今日こそ水中で会えるかしら?期待を膨らませながら探します。

ちょっとジンベエさんのお姿が見えないのでダイビングで探すことになりましたが、エントリーしてからしばらくして現れたのはアカモンガラさんの幼魚。
群れが川の様に列をなして流れてくる光景は、一瞬大きなサメでも出たのかと思うほどで、透視度も良くない状況で不気味に感じました。

何かいつもとは違う予感・・・・
するとガイドのアスラムが指をさす!
何も見えないけれど皆がざわつく!
奥から現れたのはジンベエさ~~ん(*^▽^*)

これはジンベエさんの演出だったのね、ありがとう!

8月21日(火)

久しぶりに輝く朝日と共にスタート。

1本目は南アリでも有名なポイントの1つである「クダラティラ(Kudarah Thila)」へ。
クマザサハナムロさんがキラキラしているのを眺めながらエントリー。
すぐに小さいホワイトチップシャークさんが申し訳なさそうにウロウロところを眺めていたら、先日もいたマダラトビエイ兄弟(?)が待っていてくれました。

ちっちゃい子が一生懸命に泳いでいる姿は本当にカワイイですね~。
今日のヨスジフエダイさん達は根の周りに流れて来ておりました。


そこにヒメフエダイさんも合流。
混ざらずキレイに2色が分かれているのが素晴らしいですね。

その上では、クマザサハナムロさんが群れていてカスミアジさんも数匹いましたが、何やらまだ様子をみている模様でした。次回のハンティングに期待しましょ。

2本目は「ブロークンロックス(Broken Rocks)」へ。
ここの地形は特徴的で、三角おにぎりの真ん中を横に割ったような形ですね。
割れているところは両側にウミウチワが広がっていて、1人通れるくらいの隙間。


そこを景色を楽しみながらゆっく~り進んでいくと、カラフルな珊瑚も多くブラックピラミッドバタフライフィッシュさんやキンギョハナダイさん達が群れていて、お花畑みたいでした~。                                                                                                         

3本目は「ダンゲッティーコーナー(Dhangethi Corner)」へ。
マダラエイさんがあっちにフワフワ、こっちにモゾモゾ。
インディアンバナーフィッシュさんが岩の周りに集まっていたり、セバエクマノミさんにご挨拶したり・・・・


終始のんびりまったりしたダイビングでした。
就寝中のナースシャークさんがいたりナポレオンフィッシュさんが急ぎ足で通り過ぎ、スモールアイスティングレイにお別れを告げて終了。

今日はイスラム教の暦で犠牲祭の日ということで、ローカル島ではお祭りが開かれるとのことで、ダイビング後にゲストの皆様とダンゲティー島へ上陸

メインストリートのお土産屋さんに行ったりしましたが、街中の広場では島民の方が集まってイベントが行われていました~

8月22日(水)

低血圧なので朝は苦手ですが、マンタさんも同じ様です(笑)

朝はマンタさんのクリーニングステーションである「マヒバドゥロック(Mahibadhoo Rock)」へ行ってみましたが、マンタの皆様はお寝坊・・・・?2度寝しちゃったのかなぁ・・・?待てど暮らせど・・・・誰も来ない!
えーーっ(T_T)
いつものヒメフエダイさんとかインディアンバナーフィッシュさんにご挨拶だけして後にしました。


エントリー時間を見計らって2本目!
場所は「マヒバドゥ(Mahibadhoo)」やっぱりクリーニングステーションには出勤されていないようなので、マンタ様を探しに行くと・・・・いましたーー!!


水面近くをスイスイ泳ぐマンタ様発見!!その数6枚。
ここにいたのね~

ではリーフ沿いに皆で並んだら、マンタSHOW開演!It’s SHOW TIME!
お口を大きく開けてご飯を食べる子、
ダイバーに興味があるのか近づいてくる子、
こちらに来るかと思いきやUターンしていく子、
背後から通り過ぎる子、
クルクルしてくれそうでしてくれない子(笑)
エンターテイナー・ナンヨウマンタさん・・・本日も楽しませて頂きました。

ランチを食べて一息ついたら3本目は、北アリ環礁で1番有名なポイント「フィッシュヘッド(Fish Head)」。
クマザサハナムロさんが群れているところへエントリー。
根には早くもベンガルスナッパーさんの姿が・・・・

一先ず根の下の方へ行ってみると・・・グレーリーフシャークさんの集会が開かれておりました。
あっちにウロウロ、こっちにウロウロ。

透視度も良いのに近くまで寄って来てくれます。
浅瀬にいる子もいたのでお腹までバッチリ。
下から見てもやっぱりサメはサメ!
少し離れたところでは、マダラトビエイのオチビちゃんが一生懸命泳いでいました。

するとイソマグロ御一行様の御成~り~~
数匹が列をなしていたので、通り過ぎていくのを待ちます。
そう言えば、下に降りてくる時にロウニンアジさんとカスミアジさんをお見掛けしたのに、SHOWは開かれる様子はありません。
暫く始まりそうにないのでベンガルスナッパーさんに会いにいきましょ。
青い海の中に一面に映える黄色・・・・とてもキレイでした。

さて、3本目が終わり移動して見えてきたのはマーヤフシツーリストリゾート。
・・・ということは、ナイトマンタに挑戦!「マーヤラグーン(Maaya Lagoon)」
本日2回目のマンタSHOWは開演となるのでしょうか?期待に胸が膨らみます!

夕方は、沈む夕日がとてもキレイに見えました。
陽が沈んだら船尾に設置したライトをON。
これでマンタ様を呼び寄せます。
ライトをつけて程なくして、マンタ様が本船の近くに姿を現してくれました。
きゃぁ~マンタ様、来てくださったのね。
では早速エントリー
ライトを集めるとプランクトンが寄ってきました。

そこへ・・・・・・マンタ様が来るぅ~、しかもクルクル回ってくれる~
最高連続2回転の泳ぐ4畳半!(笑)
プランクトンが少なくなると水面へ上がって行ってクルクル~

そして戻ってまたクルクル。
今回はソロ公演でしたが、マンタ様の迫力あるお食事シーンをじっくり観察できましたよ。

8月23日(木)

今日も何かが起こる予感・・・・
1本目は「マーヤティラ(Maayaa Thila)」
ズバリ狙うはサメ!「もういいです」っていうくらいサメ三昧したい!
・・・・と張り切って行ってみたものの、
・・・・これは嵐の前の静けさ?昨日同様、サメさんも寝坊するの?
でもこれは人間同様で、お子様達は元気いっぱい!早起きです。

ホワイトチップさんにグレーリーフシャークのお子様たちが、元気に泳いでいます。
そして上を見ればヒメマキイトエイさんがっ!
この子は気が付くと頭の上の方にいて、とても良い子でした。
・・・お子様達も可愛いですが大人の大きなサメさんに会いたかったなぁ~と少々消化不良気味で終了。

朝ご飯を食べて、2本目「バサラマーガー(BathalaaMaagaa)」でもサメ狙い!

エントリーしてすぐ、クマザサハナムロさんがキラキラしている。
マダラトビエイのおチビちゃんも頭上に来てくれました。
さて肝心のサメさん・・・・サメさん・・・・
遠くに数匹・・・皆様小ぶりです。
もう小ぶりでもサメはサメ!
でも大きなサメも諦めきれない・・・・
少々移動していると、ん?奥の方に大きなグレーリーフシャークさんがいるじゃない?

こっち来ないかなぁ・・・
ん?他の子たちと比べると大きさが大分違う?
ん?何か違う!!!誰?・・・誰?
おぉ~っとアカシュモクザメさんだーーーーっ!!

方向転換する時に扇形の頭がはっきり見えましたー!
ほんの数秒で向こうに行ってしまいましたが、今週1番のサプライズでした。

マーレへ帰ってきました、3本目は「スモールマーギリー(Small Maagiri)」
金曜日下船のゲスト様はこれが最後・・・
いつもの根に向かうと、ヨスジフエダイさんが黄色い絨毯になって待っていてくれました。

クダゴンベさんやゴシキエビさんも健在です。

狭い隙間ではナースシャークさんがお休み中。

砂地では、イレズミウミヘビさんがひょっこり顔だけ出していましたね~。

最後にヒメイトマキエイさんが来てくれたら・・・と思っていましたが静かです。
とりあえず時間が迫って来ていたのでリーフを流していると・・・
ヒメイトマキエイさん1枚発見。
キターーー!

そしてまた1枚・・・この子はさっきの子かな?
編隊は無理かな・・・と思っていたら2枚来た!
もう安全停止に入り浮上しようかと思ったら、背後からヒメイトマキエイの御一行5枚様が!!
キターーーーーー!
エキジットまで楽しみましたー

8月24日(金)

晴れ間が見える気持ちの良い空です。
本日帰国されるゲスト様はスノーケリングへ、土曜日帰国されるゲスト様はダイビングへと別れて行ってきました。

スノーケリングは「ヒマフシ(Himmafushi)島」のアウトリーフへ。

スノーケリングなのに大物ゲストが続々と、ブラックチップシャークさんが数匹ウロウロ・・・・サイズは大きくなかったのですが数匹もいるとちょっと怖いです(笑)
向こうには呼吸をしに行くタイマイさん。
大きなお口を開けてお食事中のグルクマさん・・・
小さいナポレオンさんが来たと思ったら、黒い絨毯が近づいてくるではありませんか。よぉーーく見ると白い点々模様が!マダラトビエイさんだ!こちらのお方、まるで様子を伺うかの様子にじぃーーーとしていてくれました。
最後はマダラエイさん!

魚影は濃かったし、大物も沢山見られたので、ダイビングに負けない1本目となりました。

2本目は「ナッシモティラ(Nassimo Thila)」へ。

エントリーしてびっくり、ナポレオンフィッシュ祭り開催~
いつもは単独で見ていましたが、今日はいきなり3匹のナポレオンフィッシュさんがお出迎え。

繁殖期には群れることがあるというので、皆様デート中?合コン中?なのでしょうか。近づいても逃げません。

ナポレオンフィッシュさんとお別れして、クマザサハナムロさんvsロウニンアジさんの観察をしたところで、少し戻ると・・・ナポレオンフィッシュさん・・・増えている~~っ!!その数なんと5匹!!

盛り上がっていますね~ナポレオンフィッシュさん。いつも泳いで去っていく方しかお会いしていなかったので、嬉しいひと時でした。
この後は、ヨスジフエダイさんの群れと戯れてエキジットしました~

今週ラストの3本目は「フラナ(Furana)」で、有終の美を飾りたいと思います。

エントリーしてみると、少々異様な雰囲気・・・と言いますか、最後にも何かが起きる予感!

大量のアカモンガラさんが不気味に(←ごめんなさい)泳ぎ回ります。
時たまカスミアジさんやイソマグロさんvsクマザサハナムロさんの対決があったりはしましたが、大物は現れず・・・

何となく誰かに追われている気がしてふと後ろを振り返ると、白っぽい大群が近づいてくる?

な・・・・・っ・・・何?ダイバーを恐れずこちらによって来る軍団は・・・
普通はダイバーを避けて行くと思うのですが、私達の周りでグルグル周りはじめるではありませんか。
その正体は・・・


無事に通り過ぎていったところで、続・ナポレオンフィッシュ祭り!
こちらにもデート中(?)のナポレオンさん達を発見。
もうすぐ満月だからお忙しそうですね。
お邪魔しないように先へ進みます。

しばらくすると、ガイドのアスラムが上に向かって指をさす。
・・・・ん~~ミエマセン・・・

日本人で近眼のワタシには、いくら度付きのマスクをしているとはいえ無理でゴザイマス。
残念!・・・と思ったのも束の間でした。
マンタ様1枚現る!

実はこの子は暫くしてもまた私達の前に姿を見せてくれました。
まるで別れの挨拶のように・・・
また来るから会おうね!とつぶやきながらエキジット。
これにて全ダイビング終了~!

今週はオールスター全員登場!
ご乗船頂きました皆様、ありがとうございました。
またのお越しをお待ちしております。

*今週の記念
400本記念 マサキさん
おめでとうございます。

*写真提供ありがとうございます。
マサキさん
ユリさん